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【フィリピンこそ最高の友好国】フィリピン 福島県産水産物への輸入停止措置を解除!

 

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【WTOでの敗訴】

2019年4月11日、世界貿易機構(WTO)の上級委員会は、日本が提訴する韓国の水産物輸入停止措置を事実上妥当とする判断を下した。これは一審に当たる紛争処理委員会の判断を覆し日本の訴えを敗訴としたものである。

 

東京電力福島第1原発事故の後、日本では農地の除染等を徹底して行うことで、被災地域を始め全国で生産される食品の放射線濃度を下げる努力を続けてきている。また、食品の検査体制を強化し、1キログラム当たり100ベクレルの基準を超えた場合は、市場に流通できないような体制を整えて対応してきた。(因みに韓国国内の放射線濃度の基準値も日本と同じ100ベクレルだそうです)

  ↓ これを使えば簡単にベクレルを測定できます。 

 

 

昨年は全国で30万件以上の放射線濃度の検査が実施されているが、基準値を超えたものは0.1%程度あるものの、その殆んどが現在出荷が止められている野生のイノシシや山菜だったそうである。

 

こうした日本政府と生産者の地道な取り組みにより、現在日本国内では殆んどの食品が基準値を満足し流通しているものの、未だに一部の国・地域では輸入停止措置の状態が続けられているのが現状である。(各国による輸入規制状況については別途記載あり)


一審(紛争処理委員会)では、こうした取り組みが認められ日本が勝訴していました。


しかし二審(上級委員会) では、基準値以外の議論がされていない、例えば、韓国国民が心配しているとか、食品のリスクを極力低くしたい、等の韓国の主張を考慮した議論がされていないと判断され、日本側の逆転敗訴とされてしまいました。

 

そうであれば、その点を踏まえて再度審議すれば良いと思われますが、WTOでは二審(上級委員会)が出した判断を覆す制度は存在しないため、どのような判断であれ従わなければならないそうである。

 

この後は二国間で再度協議し、解決する方法しか道は残されていません。

二国間で解決できないからWTOに訴えているのに、今後は今まで以上に混とんとした状態に陥っていくことが予想されます。

 

個人的な考えになりますが、日本も韓国も同じ基準で管理されている中で、日本国内では普通に流通し食しているものを、韓国では自国で定めた基準以上のものを日本には要求し、いつまでも日本産食品を拒否し続ける姿は、こういう言い方が適正かどうか解りませんが、災害から立ち直ろうとする被災者への思いやり、復興に対する生産者の努力への配慮等に全く欠ける自己中心的な国としか私には思えません。

 

【フィリピンこそ最高の友好国】

そのような状況の中、2019年5月31日、フィリピンのドゥテルテ大統領は日本を訪れ安倍晋三首相との首脳会談を行いました。

 

首脳会談の主な項目は次のとおりでした。

・福島県産水産物に対する輸入停止措置

・北朝鮮の非核化や日本人拉致問題

・南シナ問題

 

今回の会談の中でも日本政府が最も重要な項目と考えていたのが、WTOでの敗訴を受け混迷した状態が続く中での、福島県産水産物の輸入規制問題であったと思われます。

 

会談の後、ドゥテルテ大統領から福島県産水産物の輸入停止措置の解除が伝えられました。

 

このことは、東京電力福島第1原発事故を受け、韓国を始め諸外国からは未だに風評被害を受け続けている水産物に対して、風評被害の払拭を目指す日本政府にとっては、WTOでの敗訴により万策尽きた状態の中、フィリピン政府による解除の申し出は、突如現れた助け船になったのではないでしょうか。

 

更に会談の後、ドゥテルテ大統領から日本に対してこの様な言葉があったそうです。

 

『日本は兄弟よりも親しい友人で、地域に平和と発展、法の支配をもたらす非常に貴重な同盟国だ』

 

何と素晴らしい大統領でしょうか?

私は、世界のどこを見回しても、日本にとってこの様に素晴らしい大統領・国は他にないと思います。そして、フィリピンこそ最高の友好国だとも思っています。

 

連日のようにホワイト、ホワイトと騒ぎ立てる最も近くて、最も遠い国よりも、何も騒がなくてもお互いに理解しあえる国、フィリピンこそが本当の意味でのホワイト国なのではないかと私は思っています。

 

ドゥテルテ大統領の言葉にもありましたが、地域に平和と発展、法の支配をもたらす貴重な同盟国となって、アジアそして世界を牽引していくリーダーとなって行ってもらいたいと思っています。

 

今回の議題を観ても解りますが、両国で協力して対処すべき問題は多くても、両国の間には殆んど対立軸が観られないことも、大統領の言葉として現れているのではないかと思いました。

 

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【各国による輸入規制状況】

東京電力福島第1原発事故に伴い、輸入規制を措置した国・地域は全部で54、その内2019年7月22日時点までに規制措置を完全撤廃した国・地域は32、残り22の国・地域では現在も輸入規制を継続中となります。

 

更に22の内訳は、「輸入停止」が韓国を含む7、「検査証明書等を要求」が14、「自国で検査」が1となっています。

 

フィリピンについては、今回の会談前は韓国と同じ「輸入停止」に分類されていましたが、会談後は「検査証明書等を要求」へと緩和する方向に移行しております。

 

今回のフィリピンの緩和措置を起爆剤として、停滞する国・地域の規制を生産者のためにも一刻も早く解除して行っていただきたいと思います。

 

詳しい規制内容は以下の ↓ URLにて確認してください。 

http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kisei_gaiyo_ja.pdf

http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/phi.html

 

 

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今回は、ここで終わりになります。ありがとうございました。 

Thank you so much. See you next time. Good luck.

 

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