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【My Traveling】国内旅行 令和、最後の富士登山(その2)!

 

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【富士スバルライン5合目】

2019年8月3日、17時01分、富士スバルライン5合目に到着。

少し雲がかかっており今夜の天気が不安になる。

明日の日の出は4時50分頃でしたのでまだ12時間近くあり、無料休憩所で仮眠をとることに、これは高山病を予防するための気圧調整の時間も兼ねており、今回は少し長めでしたが出発時刻を20時として3時間の休憩をとることにしました。

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18時頃になると心配していた雲もすっかりなくなり、このとおり快晴に。

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【富士登山上り】 

20時15分に登山開始。

日の出まではまだ9時間くらいあったので、かなりゆっくりペースで登ることにしました。8合目くらいからいつものように渋滞が始まりましたが、私にはちょうど良いゆっくりペースでしたので、その流れにのって頂上までいくことに。山頂に着いたのが朝の4時少し前でしたので、上りに要した時間は8時間弱となります。

時間調整を兼ねて何度となく休憩をしましたが、そんな時に楽しむのが富士登山のもう一つの楽しみ、天体観測でした。今回は天候にも恵まれたので本当に綺麗な星空を観ることができました。

 

  

まだ日の出まで1時間くらいあったのと、体が冷えて指先の感覚がなくなりかけていたので暖かいものが欲しくなり『頂上扇屋』さんにてラーメンをいただきました。

ラーメンといってもカップヌードルでしたが、冷え切った体を回復することができ、私にとっては最高の食事になったと思っています。この他にもコーンスープ、豚汁、おしる粉などが用意されていました。

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【富士山頂】 

富士山頂から観る幻想的なトワイライトゾーン!

大勢の方が日の出の瞬間を今か今かと待ち続けています。

遥か下の方には雲海も見えますが、ここがいかに高い場所なのか解ると思います。

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2019年8月4日4時46分頃、ちょうど山中湖の上部に小さな光を発見。その後その光は大きく丸くなり、この写真は4時54分に撮影したものになります。

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廻りを見回すとこんなにも大勢の観客が、この一瞬を求めて集まっていました。

スクランブル交差点にも負けない程の、もの凄い人口密度だと思います。

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後ろを振り向くと見えるのが標高3776mの富士山頂(剣ヶ峰)になります。私がいる場所から更に5~60mくらい高い場所になります。下の方には万年雪なのでしょう大きな残雪も見えます。

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【富士登山下り】

本日も快晴のため暑くなる前に下山したかったので、5時には下山を始めました。

9合目付近の状況です。

植生もできない世界、まるで火星にでも来たような異様な光景が続きます。

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8合目で吉田ルートとは別れ、今回は須走ルートを降りることにしました。

この写真は、本7合目にある鳥居からの眺めを撮影したものです。

この辺りになると標高も3000mを切り、少しづつですが小さな植物を観れるようになってきます。 

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7合目付近から下を見たところですが、遠くに砂けむりを上げて走っている人が見えるかと思います。この辺りが『砂走り』と呼ばれるコースになります。

この砂走りは、7合目から5合目の間にあり、高低差は800mくらいある、ほぼ一直線のコースです。登山者はここを一気に駆け降りることができ、スリルと爽快感と火山灰の上を走るなんとも言えないフワフワ感を楽しむことができます。

この日は写真にあるとおり空いていたので、私も誰に気兼ねすることもなく自由に好きなように走らせていただきました。とても長いので途中2回くらい休んだかと思いますが山中湖に飛び込むような感じて走らせていただきました。

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6号目付近を過ぎたあたりになります。

コースの中にも何度か転びそうになった個所があります。硬い石が隠れていて躓きそうになったり、大きな滑りやすい石が隠れていたりするところもあります。この辺りに危険な石が隠れていたような気がしています。

後からくるあの方、転ばないか心配です。

危ないですよ。。。怪我しないように気を付けてください。

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【須走口5合目】

5時に下山を始めて、須走口5合目に到着したのが8時なので、下りの所要時間は3時間となりました。

最後の写真は富士登山の疲れを癒すかき氷、5合目にあるお店でいただきました。本当は富士山の形、色付けをされていたのですが、写真を撮るのも忘れて食べてしまったので、ただのかき氷になってしまいました。

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【日の出の方向は季節により変化する】

私は日の出の方向は、東から登るものだと思っていましたが違っていました。

富士山頂から撮影した日の出の写真を見ると、太陽が山中湖のほぼ真上にあることが解ると思います。

それでは富士山頂と山中湖の位置関係はどうかと言うと、下の地図を見る限り山中湖は真東ではなく、北側に25度くらいの方向にあることが解ります。

つまり、太陽は真東から登るのではなく、北側に約25度の方向から登ることが解りました。

太陽の方位についてネットで検索してみると、地点や日付を入力すると太陽の方位を計算するフリーソフトもあったので試算したところ同様の結果が得られることも確認できました。

また、これによると同じ緯度であっても月日により角度は変化するそうでした。

今回、日の出の写真を撮影したことで日の出の方向がずれていることに気が付きましたので、ついでに紹介させていただきました。

 

 

【最後に】

今回の富士登山は、上りが8時間、下りが3時間、特に体の不具合も生じることなく無事帰還することができました。

私は富士山のことを大変な山なので健康でなければ登れない山、逆に悪いところがあれば登れない山ではないかと思っていますので、年1回の健康診断を受けるくらいの気持ちで毎年登っていました。

今回の検診の結果は、特に問題なし、オールAを付けさせていただきます。

因みに本当の検診では悪いところばかりなので、夢にまで見たオールAが最後に取れたと言うことで『最後の富士登山』終わりにしたいと思います。

 

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今回はここで終わりになります。ありがとうございました。

Thank you so much. See you next time. Good luck.

 

 

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