【海外移住のためのガイドブック】アラ60への応援メッセージ!!!

定年前に会社をリタイア、これからどうしようかと考えている方への応援メッセージ!

【My Second Life】年金受給開始時期 あなたならどうしますか?

 

 

 

 

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年金定期便が届きました!

 

私ごとではありますが5月末にめでたく59歳の誕生日を迎えることができました。

 

皆様には特に関係のないことですが、ほぼ同時期に年金定期便が届きました。

 

働いていた時は、忙しくて殆んど見ることも無く捨ててましたが、今回はゆっくり中身を確認することができました。(決して暇な訳ではありません誤解のないように)

 

働き始めてから現在までの40年近い記録と、65歳時点で受け取れる年金額が記載されておりました。私はサラリーマンでしたので、これと同額を会社で支払っているので、支払い総額はこの倍の金額を収めてきたことになります。金額は申し上げられませんがかなりの金額でした。

 

年金の受給開始年齢は65歳が標準ですが、60歳から70歳の範囲で選ぶことができます。そして、開始年齢を60歳とする場合を繰上げ、70歳とする場合を繰下げと呼んでいます。


59歳となったいま、希望すれば来年からでも受給することが出来るようになってきたので、今回は60歳から受給した場合、標準の場合と比較して得なのか、損なのかを比較検討してみましたので、その内容について紹介させていただきます。

 

 

平均寿命までの年金総受給額

 

年金定期便を見て気が付いたことがありました。

 

私の年金定期便によれば

(会社負担分を含めた総支払額)/(1年間の支給額)≒15年

65歳+15年=80歳

 

日本人男性の平均寿命は現在81歳なので、平均寿命まで生きると総支払額と支給額がトントンになると言うことに気が付きました。81歳より長生きすれば得、長生きできなければ損と言うことです。

 

それでは60歳で受給開始した場合はどうなるでしょうか?1年間の支給額が70%になるので、21年でトントン、年齢で言うと81歳でトントンになりました。

 

(会社負担分を含めた総支払額)/(1年間の支給額×0.7)≒21年

60歳+21年=81歳 

 

以上より、平均寿命81歳まで生きれれば、60歳、65歳どちらの場合でも概ね総支給額を受け取れることになります。

 

それ以上長生きする可能性が高い方には65歳から受給開始する方が月々の支給額が多いので有利になっていきます。

 

平均寿命より長生きする可能性がある方は65歳支給開始、長生きしないと思っている方は60歳支給開始が有利という結果になりました。

 

  

データに基づく老後の家計収支

 

総務省統計局、家計調査報告(家計収支編)平成29年度によると、高齢世帯の月々の家計収支は、次のとおり試算されています。

 

〇高齢夫婦無職世帯の家計収支

不足分=消費支出-可処分所得

   =263,717円-209,198円(社会保障給付191,880円)

   =54,519円/月

 

〇高齢単身無職世帯の家計収支

ベース案(受給開始65歳)

不足分=消費支出-可処分所得

   =154,742円-114,027円(社会保障給付107,171円)

   =40,715円/月

 

また、年金を60歳から受給する場合は、65歳の受給額に対して70%となることから、この場合の家計収支を試算すると、次のようになります。

 

〇高齢夫婦無職世帯の家計収支(60歳繰上げ受給30%減少)(試算)

不足分=消費支出-可処分所得

   =263,717円-209,198円(社会保障給付191,880円)+191,880*0.30

   =54,519円/月+57,564

   =112,083円/月

 

〇高齢単身無職世帯の家計収支(60歳繰上げ受給30%減少)(試算)

繰上げ案(受給開始60歳)

不足分=消費支出-可処分所得

   =154,742円-114,027円(社会保障給付107,171円)+107,171*0.30

   =40,715+32,151

   =72,866円/月

 

 

老後の蓄えはいくら必要なの?

 

次に、平均寿命の81歳まで生きた場合に必要な貯蓄額を、次の2案にて試算することにしました。

A案:60歳から年金を繰上げ受給した場合(受給額はB案の70%)

B案:65歳から受給した場合 

なお、ここでは高齢単身無職世帯の場合を例にとり試算させていただきます。

 

◎A案の場合

必要な貯蓄額=7.3×12×21年=1840万円

 

◎B案の場合

必要な貯蓄額=4.1×12×16年= 790万円

これには、60歳から65歳までの給料が含まれていません!!!

その間の不足額をゼロにするためには、毎月15.5万円稼ぐ必要があります。

この分はある意味貯蓄額ともみなせるので、60歳受給の場合と比較する場合にはこれを加味する必要があります。

5年間の給料を加味した場合の必要貯蓄額

=790+15.5×12×5年=1720万円 となります。

 

以上より、平均寿命の81歳まで生きた場合に必要になる額は、B案の方が若干少なくなるが、両者とも1800万円くらいになります。


なんだか庶民には信じられない金額です。

 

老後は年金でのんびり暮らすとか言いたかったのですが、これでは夢物語としか言いようがありません。なんだか梯子を外された感じです。私だけでしょうか?

 

昨日の金融庁の発表と被ってしまいましたが、やはり老後の蓄えとして約2000万円が必要になるとのことで、国民の自助努力を期待すると言うことでした。

人生100年時代を唱えているのに、長生きすればするほど必要な預金額は膨らんでいきます。どこかの時点で破綻する人がたくさん出てくると思いますが・・・?

 

 

結局どうする年金受給開始時期?

 

今回は、年金をいつから貰うのが良いのか?、今後の生活資金はどれくらい必要となるのか?、について次の2案を比較検討してきました。

A案:60歳から年金を繰上げ受給した場合(受給額はB案の70%)

B案:65歳から受給した場合 

 

【年金をいつから貰うのが良いのか?】

A案とB案を検討した結果、

★平均寿命の81歳までに受領する金額は、B案の方が若干多くなるものの大差は見られませんでした。

平均寿命(81歳)より長生きする可能性のある方は、B案の方が有利になる。

しかし、その逆の場合には、A案の方が有利になる。

平均寿命81歳を目安に判断できるかと思います。

 

私の場合は、短命の家系なのでA案になります。また、来年60歳の誕生日を迎えた直後に移住する計画なので、年金関係の手続きを全て済ませてから出国したいと言う思いもあります。

 

【今後の生活資金はどれくらい必要となるのか?】

A案とB案を検討した結果、

★81歳(平均寿命)まで生きた場合の生活費の不足額は、B案の方が若干少なくなるが、両者とも1800万円くらいの金額になります。

★81歳より長生きすれば更に不足額は増えていきます。

 

退職金を何千万円も貰える方や、既にたくさんの蓄えのある方は別ですが、私のような庶民には信じられない金額です。

 

これは逆に考えると、1800万円ない人は日本では生きられないと言うことです。

 

ほぼ同時に発表された金融庁の発表でも、老後に必要な蓄えは2000万円必要になるとのことでした。また、これは自助努力として全ての国民に求めてもいます。

 

自助努力にも限界があります、多分どこかの時点でたくさんの方が破綻するのではないかと思われますが、皆さんはどう思いますか?

 

私ごとではありますが、老後は年金でのんびり暮らすとか言ってました。

これでは夢物語としか言いようが無くなってきました。

 

 

ところが・・・です!

 

これは、あくまでも老後を日本で過ごす場合であって、例えば物価の安い東南アジアで過ごす場合には、また別の話になってきます。

 

これについては、下記のブロブで詳しく紹介してますのでご覧ください。

 

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今回はここまでになります。ありがとうございました。

Thank you so much. See you next time. Good luck.

 

 

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