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【ニュースから学ぶフィリピンのこと日本のこと】フィリピンが世界有数の資源大国だと言うことを知ってましたか?

 

【フィリピンが世界有数の資源大国だと言うことを知ってましたか?】

突然ですが、フィリピンと言えば、何を思い浮かべますか?

やっぱり一番はバナナですかね、二番以下は良く解りませんがフィリピンパブとか日本人詐欺グループとか逃亡先とか強面のドゥテルテ大統領とか・・・イメージがどんどん悪くなりそうなので少し方向転換すると、白い砂浜、綺麗な海、ヤシの木陰にジンベイザメ・・・等でしょうか?

と言うことで、これまでに「フィリピンについてもっと知りたい!日本についても、もっと知りたい!」をテーマとして、フィリピンと日本に関係の深いものを取り上げて勉強してきましたが、今回は第4弾として日本人になじみの少ない鉱物資源に関する内容を勉強して行きたいと思います。

フィリピンが世界有数の資源大国だと言うことを知ってましたか?

 

What do you think about the Philippines initially?

I guess that you might say Banana to me at first, don’t you?

I don’t know well after that , but perhaps you might say Philippines pub, Japanese fraud group , Duterte president with scary face, and so on.

Because of making us down increasingly, I want to change my direction a little, such as pure white beach, beautiful sea, palm tree shade, whale shark, and so on, right.

Anyway,we have been treating new theme to understand both country more from the last time.

In this time, I wanna treat the Philippine Mineral resources as series No,4.

Did you know that the Philippines was the world's leading mineral resource big country? Let’s start.

 

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【日本は世界第4位の貿易大国】

まずは日本の貿易について見ていきたいと思います。

日本は、アメリカ、中国、ドイツに次ぐ世界第4位の貿易大国で、2018年の貿易総額(輸出額と輸入額の合計)は約164兆円となっていました。因みにこの年の国家予算が97.7兆円なので、貿易額がいかに大きな金額かと言うことが解るかと思います。

私には大きすぎて良く理解できないので違う言い方をすれば、年末ジャンボ10億円を1年間に16万4千回当たった時に貰える賞金になります。さっきよりは大きさが実感できたでしょうか?

もう少し細かく見ていきますと、2018年の輸出額は81.5兆円で、自動車、半導体等電子部品、自動車の部分品、鉄鋼、原動機などが主力品目となります。また、輸入額は82.7兆円で、原油及び粗油、LNG、衣類・同付属類、通信機、医薬品などが主要品目となります。

外国から原材料を輸入して製品をつくり輸出する日本の特徴をよく表した品目になっていると思います。中でも金額の特に大きいものは輸出であれば自動車、輸入であれば原油になります。

実は、この輸入品目をベスト10まで表すとフィリピンと関係の深い項目が現れてきます。

 

輸入順位ベスト10(2018年、82.7兆円)

第 1位 原油及び粗油   10.8%

第 2位 LNG        5.7%

第 3位 衣類及び同附属品   4.0%

第 4位 通信機        3.7%

第 5位 医薬品        3.6%

第 6位 半導体等電子部品   3.4%

第 7位 石炭         3.4%

第 8位 石油製品       2.5%

第 9位 電算機類       2.5%

第10位  非鉄金属      2.4%(1兆9848億円)

 

【非鉄金属が最大の貿易品目】

実はこの非鉄金属に関するランキングを表示しますとフィリピンが登場してきます。

 

非鉄金属の輸入順位ベスト5(2018年、1兆9848億円)

第1位 チリ      29.1%

第2位 インドネシア  16.4%

第3位 オーストラリア 12.9%

第4位 ペルー     10.7%

第5位 フィリピン     7.8%(1548億円)

 

フィリピンが非鉄金属輸入額第5位となり、その輸入金額は1548億円となってます。 

外務省資料によりますと、2018年のフィリピンの輸出総額は674.9億US$なので1ドル110円とすると7兆4239億円になります。その内の14.0%が日本に対する貿易額になりますので、日本への輸出金額は約1兆400億円となります。

従って、日本への輸出額のうち非鉄金属が占める割合は約15%(1548/10400)となります。前回のテーマであったバナナの貿易額が970億円(879百万US$*110)でしたので、非鉄金属の貿易額はバナナの1.5倍以上となります。

フィリピンと言えばバナナの印象が強く最大の輸出品かと思ってしまいましたが、実はフィリピンの最大の輸出品目は非鉄金属だと言うことが解りました。

非鉄金属の中でもフィリピンでは金の輸出も多く、そう言えば金沢で金箔ソフトクリーム食べたことあります。もしかしてフィリピン産だったのかも知れませんね!?

 

  

【東南アジア最大の鉱産国】

非鉄金属とはウィキペディアによると、鉄および鉄を主成分とした合金つまり鋼以外の金属のすべてを指すと記載されていました。非鉄金属のランキングは次のようになります。

フィリピンの2017年の鉱業生産ランキング

第1位 金     457.3億ペソ

第2位 ニッケル  433.7億ペソ

第3位 銅     190.3億ペソ

(その他)      13.2億ペソ

全体       1094.5億ペソ(2200億円)

その他とは、錫、クロム、リン、チタン、希土類、パラジウム、プラチナ等

 

日本が輸入しているの金額が1548億円なので、フィリピンで生産する非鉄金属の約70%を日本に輸出していることになります。

本来、フィリピンは鉱物資源(銅、金、ニッケル、クロム等)に恵まれ世界でも5本の指に数えられていて、かつては東南アジア最大の鉱産国とも呼ばれていましたが1980年代から衰退し始め、例えば銅の生産量は1980年には304.5千tをピークにしてその後落ち込み続け2003年には21.0千tまで、2007年になっても23.0千tと回復には至らず今日まで低迷がずっと続いています。

フィリピンでは、鉱山に対する環境面での不信感が強く地元住民とのトラブルも多く発生しており、鉱山経営を取り巻く環境がますます厳しくなってきたことが、長く低迷が続いている原因の一つとなっている。

セレンの埋蔵量は世界第6位、ニッケルは世界第10位とのことですが、資源大国として動き出すのはいつのことになるのでしょうか?

資源のない日本からしたら喉から手が出るほど欲しいものばかりだと思います。日本の鉱山も環境問題を克服してきていますので、環境に対するノウハウは十分に持っているはずです。

眠れる資産を掘り起こし、フィリピンの経済発展に繋げられるような、クリーンな鉱山経営を日本の技術を活用することで再チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

  

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【フィリピン最大の海底油田】

最後に忘れてはならないのが、南シナ海のほぼ中央に位置する南沙諸島(スプラトリー諸島)です。この近辺には豊かな漁場が広がると共に石油や天然ガスの埋蔵も確認されています。

石油を輸入に頼るフィリピンにとっては、将来的には最も重要な鉱物資源になっていくものと考えられます。

 

  

【スプラトリー諸島の領有権は誰の手に】

しかし、現在ここではスプラトリー諸島(南沙諸島)を取り囲むフィリピン、ベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイそして(第三者としか思えない)中国による領有権の主張が入り乱れ、まるで法を無視した神取合戦が繰り広げられています。

中でも強大な軍事力、経済力を背景にした覇権争い、実効支配が強引に勧められており、いつ何が起きてもおかしくない一触即発の危険な状態が続いています。

最近はホルムズ海峡の危険性を指摘する報道をよく見かけますが、南シナ海の危険性が忘れ去られているのではないかと少し不安になります。

イランに対しても日本は独自の外交を繰り広げているように、南シナ海の問題についても日本の中立的な立場を利用して積極的に関わる必要があると思います。日本の権益、安全保障にも大きく関わる問題だと思いますが、どうでしょうか?

この問題はフィリピンや日本にも関わる問題で、そして複雑な問題なので、良く考えをまとめてから改めて投稿させていただきたいと思います。

 

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今回は、ここで終わりになります。ありがとうございました。 

Thank you so much. See you next time. Good luck.

 

 参考文献)

日本の貿易の特徴 | JFTC キッズサイト | JFTC - 一般社団法人日本貿易会

フィリピン基礎データ | 外務省

http://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2018/11/trend2018_ph.pdf

  

 

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