【ニュースから学ぶフィリピンのこと日本のこと】面積、人口、年齢、GDP、国会議席数
【ニュースから学ぶフィリピンのこと日本のこと】
日本にいる間にすること、すべきこと!
現在7月初旬、日本で自由に時間が使えるのも残り8ヶ月弱、その中で2ヶ月くらいはフィリピンに出かける予定なので正確には残り6ヶ月弱しかなくなってきました。
改めて今できること、するべきことは、残された時間の中で何をすべきか・・と考えた結果、フィリピンについて、そして日本についてもっと勉強していった方が良いのではないかと思うようになりました。
改めて自分は日本について何を知っているのか、生まれてこの方何十年も日本で過ごしてきたのに何を語れるのか、そして何を誇れるのか、一つ一つ時間の許す限り勉強していくことにしました。
また、移住を決めたフィリピンについても、海が綺麗だとか、物価が安いだとか、言う前にまずは相手のことをしっかりと理解してからでないと行ってはいけないのではないかと感じるようになり、限られた時間の中ですが時間の許す限り勉強して行きたいと思うようになりました。
と言うことで、フィリピンについてもっと知りたい!勿論、日本についても、もっと知りたい!をテーマとして、日々のニュースの中から政治、経済、歴史、文化、時事問題等から広く浅くになりますが、特にフィリピンと日本に関係の深いものを取り上げて勉強していきたいと考えております。
日本の方にとっては、普段目にも留めないようなニュースも多いかと思いますが、詳しく、あるいは視点を少し変えて見ていくと面白いこと、興味深いこと等が見つかる場合もあります。
逆の場合もありますが、本ブログを通して勉強したこと、再確認したことなどを少しでも多くの方に特にフィリピンに興味を持っていただけるよう情報を発信していきたいと考えております。
なお、個人のブログと言う性格上、私の個人的な見解も多分に入っていますので、単なるニュースではないことをご理解いただければ幸いです。
今回は、フィリピン及び日本の基本データを並べて見ることで浮かび上がってくる新たな発見について、自論公論ではありませんが、私なりに勉強し、思い、感じたことについて紹介させていただきたいと思っています。
実はこの試みは、前回投稿【廃プラスチック処理】から既に始まめてましたので今回で2回目の投稿になります。
【面積、人口、年齢など基本データ】
フィリピンと日本は、どちらも太平洋に面した列島で大小合わせて7000近い島から構成される島国になります。
面積と人口は、日本の方が1.2倍くらい大きいですが、人口密度にするとほぼ同じで1平方キロメートル当たり340人前後となっています。
日本とフィリピンとは似た者同士、まるで兄弟のように見えますが、どうでしょうか?
フィリピン 日本
面積 299,404㎢ 377,974㎢
島の数 7,109 6,852
人口 1億98万人 1億2644万人
平均寿命 男性65.0歳 男性81.1歳
女性71.9歳 女性87.3歳
中央年齢 23.0歳 45.9歳
但し、日本と大きく違うのが人口構成です。ピラミッドの形は、フィリピンが理想的な三角形、日本は釣り鐘形、超高齢化社会だと言うことが形からもはっきりと解ります。
平均寿命は、日本の方が男女ともに16歳ほど長くなっています。凄い違いです。世界でもトップクラスの長寿国である日本と、全世界の標準に近いフィリピン、どちらが正常な姿なのでしょうか?
更に中央年齢では、フィリピンが23歳、日本が46歳です。兄弟と言うよりは親子に近いような年齢差があります。フィリピンを旅行していると、若い人や子供達の姿を本当に良く見かけます。これからきっと大きく成長していくのではないかと、肌で感じることが出来ます。街歩きしていて何度となく昭和の雰囲気を感じたのもここからきていたのかも知れません。
この二つの人口ピラミッドを見て、足して2で割ったら、日本の抱える問題は一気に解決するのではないかと思うのは私だけでしょうか?
【GDP、成長率】
フィリピンの一人当たり名目GDPは、日本の13分の1です。
3104ドルと言うと1ドル110円としたら年間34万円である。
フィリピン 日本
一人当たり名目GDP($) 2018,IMF
3,104 39,306
経済成長率(%) 2018, IMF
6.20(23位) 0.81(167位)
日本人がフィリピンの方と全く同じ生活ができるとは思えません。セキュリティ付きの部屋を借りたり、時には旅行したり、美味しいものも食べたりすれば、生活費はより多く必要になってきますが、2~3倍もあれば収まるのではないかと思います。
総務省統計局、家計調査報告書(平成29年度)によれば、例えば高齢単身無職世帯の可処分所得は1年間で136万円(114,027*12=1,368,324)、1ドル110円とすると年間で12,400ドルになります。フィリピンの名目GDPの約4倍もの金額になるので、無駄遣いしなければ年金の範囲内でも十分に生活できると私は思います。
但し、フィリピンの経済成長率は毎年6%前後で急成長しており、全世界の中でも下から数えた方が早い日本の成長率とは正に桁違いの成長を続けています。このため、現在の経済的に優位な状況がいつまで続くか解らないので、私はフィリピンで暮らす場合でも、将来のことを考えてミニマライズした生活を目指そうかと、皆さんのブログを読みながら日々勉強させていただいてます。
【国会議席数】
日本では参議院選挙の真最中、タイムリーな項目として国会の議席数についても比較してみました。
フィリピン 日本
議会 上院 24議席 参院248議席
下院297議席 衆院465議席
(合計) 321議席 713議席
人口10万人当たり議席数
0.32人 0.57人
議員1人当たり有権者数
312,500(1.78) 175,438
フィリピンでは、上院、下院と言うようです。上院が日本の参議院に相当し、下院が衆議院に相当します。
日本の議席数は、フィリピンの約2倍となっています。適切な人数が何人なのかは良く解りませんが、日本の議席数は面積も人口も似ているフィリピンと比較する中においては、もっと減らせるのではないかと思います。フィリピンにできるのであれば日本でもできない理由はないかと思います。宝くじのコマーシャルみたいな言い方になってしまいましたが、どうなんでしょうか?
ところがです。今度の参議院選挙では減らすのではなく、逆に議席数を増やしたみたいです。公約だったはずの行財政改革、身を切る改革はどこに消えてしまったのか、最近はすっかり聞かなくなってきましたが、国のトップがこういうことで大丈夫なのでしょうか?心配してしまいます。
今回は、ここで終わりになります。ありがとうございました。
Thank you so much. See you next time. Good luck.
参考文献)
世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF) – Global Note
https://www.populationpyramid.net/ja/日本/2018/
https://www.populationpyramid.net/ja/フィリピン/2018/
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