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【フィリピン保健省から警告宣言】フィリピンでデング熱が大流行!対策は長袖に長ズボン、虫除けも忘れずに!

  

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What a picturesque mountain !

 

【フィリピン保健省から警告宣言】

現在、在フィリピン日本大使館から2件の注意喚起が出されています。

 

いずれもフィリピン保健省からの警告宣言等を受けて出されたものです。

①令和    元年7月23日掲載 

       【デング熱に関する注意喚起】

②平成31年2月13日掲載 

       【麻疹(はしか)に関する注意喚起】 

 

それぞれの掲載内容について紹介させていただきます。

 

 

【デング熱に関する注意喚起】

〇デング熱の感染の状況について

フィリピン保健省は、今年はフィリピン全土でデング熱が流行しており、1月1日からデング熱の感染者数が、昨年同時期に比べ85%増加し、11万人を超えたと発表しました。

 

更に、フィリピン保健省は、今年の7月15日に、全国に警告宣言を発出しています。

 

〇デング熱とは?

デング熱は、蚊を媒介とする感染症で、感染すると急激な発熱とともに、激しい頭痛、目の奥の痛み、激しい関節痛や筋肉の痛み、疲労、吐き気、嘔吐といった症状や発しんが現れます。

 

また、感染者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し、早期に適切な治療が行わなければ死に至ることがあります。

 

〇対策について

長袖・長ズボンや虫除けなどにより蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、万が一発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。

 

 

【麻疹(はしか)に関する注意喚起】

〇麻疹の感染の状況について

今年の2月6日、フィリピン保健省はマニラ首都圏で風疹の流行を宣言し、翌7日には、ルソン島地域、及び中部・東部ヴィサヤ地域の流行を宣言しました。

 

また、他地域へも流行が拡大しているため、新規発症の監視体制を強化していますが、母親や介護者に対しても注意と警戒を呼びかけています。

 

さらにフィリピン保険省は、2月11日、風疹の感染により、少なくとも70人の死亡者(大半が4歳未満の子ども)を確認したことを発表しました。

 

〇麻疹(はしか)とは?

麻疹は、ウイルスによって引き起こされる急性の伝染性の呼吸疾患です。

 

感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染等で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強く、感染すると、発熱、咳、鼻水といった風邪の症状や発しんが現れます。

 

また、その合併症は、下痢、肺炎、中耳炎、脳炎等があり、1000人に1人の割合で死亡する可能性もあると言われています。

 

〇対策について

麻疹の予防接種を受けていない方、特に子どもについては、予防接種を受けることを検討してください。

 

また、風疹と思われる症状が発生した場合、すぐに近隣の医療機関で受診してください。 

 

 

以上が『在フィリピン日本国大使館』ホームページに掲載された注意喚起になります。詳細な記載内容については、以下のリンクにて確認してください。

【領事班からのお知らせ】デング熱に関する注意喚起 : 在フィリピン日本国大使館

【領事班からのお知らせ】麻疹(はしか)に関する注意喚起 : 在フィリピン日本国大使館

 

また、フィリピン保健省からの原文については以下のホームページを参照ください。

〇デング熱について

https://www.doh.gov.ph/press-release/Duque-declares-national-dengue-alert-in-selected-regions

〇麻疹について

https://www.doh.gov.ph/node/16645

https://www.doh.gov.ph/node/16647

 

ここまでが、フィリピン保健省の発表を受けて在フィリピン日本国大使館が掲載した注意喚起になります。

 

 

【デング熱による死亡者数既に450人超】

7月16日のCNN報道によると、今年1月から6月までに報告された患者数は10万人で昨年同時期より85%増加し、これまでに450人以上が死亡している。

流行宣言が出されたのはミマロパ、西ビサヤ、中部ビサヤ、北ミンダナオの4地方。

この他にダバオ等9地方にて警戒態勢が敷かれている。

最近の研究によると地球温暖化の影響で蚊の生息地が北へ広がり中国や日本の沿岸部でも流行しやすくなっている。

フィリピンではこれまでも3~4年ごとにデング熱が流行してきた。デュケ保健相は、前回の2016年に続く流行期が訪れたとの見方を示しているそうである。

また、麻疹も全国的に流行中。当局によると、今年上半期だけで昨年1年間を上回る死者が出ているそうである。

 

※CNNの記事より引用

www.cnn.co.jp

  

  

【医療機関の情報】 

ここではジャパーニーズヘルプデスクのある大きな病院を主に掲載しております。

 

フィリピンでは、受診の際に診療費の前払いや支払い能力の提示を求められるので、現金、クレジットカード、海外旅行傷害保険証等を忘れないよう準備してください。

 

しかし緊急の場合には、日本語対応でない病院を利用する機会もあるかと思います。

 

個人情報の他、血液型、既往症、アレルギーの有無や服用中の薬等について英語で記載した連絡票を常日頃から携帯しておくことをお勧めします。

 

私のように高齢になれば、突然の病気で倒れることだって考えられるので、いざという場合を想定して準備しておくことが重要ではないかと思います。

 

また、常日頃から症状等を英語で説明できるように練習したり、病院まで出かけてみる等、シュミレーションしておくのも必要かと思います。

 

元気な時に、余裕を持って準備しておくのが大事かと思います。

 

★Cebu City

〇Chong Hua Hospital

Adress; Don Mariano Cui St.,Fuente Osmena,Cebu City

tel; (032)255-8000  Japanese desk;(032)318-6057 

 

〇Cebu Doctors University Hospital

Adress; Osmena Boulevard, Cebu City

tel; (032)255-5555  Japanese Desk; (032)266-2067

 

★Davao City

〇Davao Doctors Hospital

Adress; 118 Elpido Quirino Avenue, Davao City

tel; (082)222-8000  Japanese Desk; 専用電話なし

 

〇San Pedro Hospital

Adress; C.Guzman St., Barangay 14-B, Davao City

tel; (082)222-6100  Japanese Desk; なし

  

www.mabuhayhappily.com

  

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【蚊の発生し易い時期】 

〇セブの気候

年間を通して明確な雨季はないが、1月から5月くらいまでは比較的雨量が少なくなっている。気温は4月から9月くらいまでが比較的高くなっている。

 

〇ダバオの気候

年間を通して比較的雨量が多いが、1日1回のスコールのみという場合が殆んどである。気温は年間をとおしてセブで言うところの比較的高い時期と同じくらいである。

 

〇蚊の発生し易い時期

通常は雨季には蚊が発生しやすいので、セブで言えば比較的雨量の多くなる6月から12月ころまで、ダバオで言えば年間を通して蚊が発生しやすい時期と言えます。

 

しかし今年は、雨量とは関係なくデング熱の流行が始まっているのでこの関係はなんとも言えないところもあります。 

 

 

【蚊が媒介する感染症】

蚊が媒介する感染症には、デング熱の他、マラリア、ジカ熱等の病気があります。

 

いずれも有効な対策としては、蚊に刺されないように注意することです。

 

先程の大使館からの注意喚起にもありましたが、長袖・長ズボンや昆虫忌避剤等により蚊に刺されないよう予防措置をとることが重要になります。

 

NID国立感染症研究所hp「ジカウイルス感染症とは」によれば、昆虫忌避剤にはDEETを含むものが効果が高いことが追記されています。

 

また、細かくなりますが、デング熱とジカ熱を媒介する蚊はネッタイシマ蚊といい昼間行動するのに対し、マラリアはハマダラ蚊で夜行性だそうです。

 

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※NID国立感染症研究所「衛生昆虫写真館」より「ネッタイシマ蚊」の写真引用 

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/478-ent/3466-ent-photos.html

 

対象とする病気、蚊の種類により予防する時間帯が異なることにも注意が必要になります。

 

ジカ熱にはもう一つ大事な注意点がありまして、妊娠中に感染すると胎児に奇形を生じる可能性があることです。妊娠中の流行地域への旅行は特に控えるべきかと思います。

 

 

【昆虫忌避剤の提案】

昆虫忌避剤としては、直接塗布するもの、或は屋内への侵入を防止するために室内に噴霧するもの等があります。

 

ここでは、海外へ持参することを考えてボンベ式のものや容量が100ml以上の製品は除外して考えました。


私が選んだのは、小さくて海外旅行に最適!

キンチョー「プレシャワープロイカリジン80ml」

 

 

もう一つ、寝る前にお部屋に一吹きシュッ、これで夜行性の蚊にも安心です。

フマキラー「おすだけベープワンプッシュ式虫除けスプレー200回無香料広範囲用」

 

 

 

今回は、ここで終わりになります。ありがとうございました。 

Thank you so much. See you next time. Good luck.

 

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