【海外移住のためのガイドブック】アラ60への応援メッセージ!!!

定年前に会社をリタイア、これからどうしようかと考えている方への応援メッセージ!

【得する情報】退職2年目でも任意継続から国民健康保険に変更できます!

【退職後に必要な手続き】

会社を辞める、私にとっては人生で初めての経験でしたので、何をすれば良いのか分からないことばかり。多くの方がそうだと思います。会社を辞めた後で、先ず初めに必要になるのが失業保険と健康保険と国民年金、そして退職金の手続きでした。

その中で今回は、健康保険について『得する情報』が有りましたので、皆さんにも情報共有させていただきます。 

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【任意継続か国民健康保険か選択可能】

会社に勤めている時は、◯◯健康保険組合に入り給料から天引きで保険料を納めていました。退職後は、これまでの健康保険組合に任意継続で入るか、国民健康保険に入るのか自分で選択することができます。

私もそうでしたが、両方の保険料を試算して比較、安い方を選択することにしました。

これより私の場合には、経済的となる任意継続にて手続きすることにしました。ただし、任意継続の場合には2年間継続することが条件と記載されていました。

 

【退職後1年目の健康保険料はどちらの場合でも高い】

任意継続の1年目の保険料は約60万円(年2回30万円)でした。私の試算では国民健康保険とした場合には70万以上でしたので、この時は任意継続にして良かったと思っていました。

それにしても高いです!1年目の保険料は前年度(働いていた時)の収入を基に算定されるので、どちらを選択した場合でも保険料はかなり高く感じると思います。皆さんも覚悟しておいてください。

 

【何でこんなに高いのか?】

働いていた時(サラリーマンの場合)は、給与天引きであること、会社が半分負担していたことから、全く気にすることもなく支払っていましたが、いざ自分で収めるとなると『こんなに収めていたのか!』とビックリしてしまいます。

それにしても年間60万円も払ってきたのかと思うと、改めてこの国の保険料の高さにビックリさせられます。(会社にいる時は個人負担は半分の30万円、辞めてからは全額負担の60万円となります。)

考えてみてもこれまでに大きな病気をしたこともないし、花粉症のシーズンになると病院にお世話になるくらいで殆んど保険を利用した覚えがありません。サラリーマン時代は忙しくて病気している暇もなかったと言う方が正しいのかも知れませんが、いま思うともう少し利用して置けば良かったと思ってしまいます。

しかし、私が収めてきた保険料はどこに行ったのか?周りのサラリーマンを見渡しても私と同様に『たくさん収めても、あまり使うことはないタイプが殆んど』である。それでは〇〇保険組合に集められた巨額の保険料はどう使われているのか?

こんなこと考えたこともなかったですが、少し考えてみることにします。

 

【健康保険料の多くは高齢者等の医療費支援に使われる】

〇〇保険組合のHPを観てみるとやはり書いてありました。組合員の医療費に使われる他に、健康保険組合が実施する事業と、これが最も大きな支出になっているようですが、高齢者或は後期高齢者の医療費支援に使われていると記載されていました。これはどこの保険組合もみな一緒だと思います。

この仕組みもいま話題の年金と同じでした。元気な世代が収める保険料で、お年寄りの医療費を支えるシステムです。年金と保険料とで名前こそ違いますが、中身は同じでした。因みに私の場合は年金が160万、健康保険料が60万、合計すると220万円、個人では110万円を毎年支払ってきたことになります。

本当にビックリすることばかりです。今後も少子高齢化がますます進むことは確実な状況で、現役世代に依存するこの制度は、そろそろ限界に近づいていると考えるのは私だけでしょうか?

しかし、少子高齢化による問題は、何十年も前から叫ばれてきたことですが・・・

 

【退職2年目の健康保険料いくらでしたか?】

任意継続を選択したので、退職2年目も1年目と全く同じ金額、年間で約60万の納付書が届きました。

保険料は前年度の収入から計算するのではないのか?私の前年度の収入はアルバイト代の30万くらいのはずでしたので、請求額にとても違和感を感じました。

1年目は仕方なく納付しましたが、今回はあまりにも高額な保険料に納得がいかず、だめもとで市役所に任意継続から国民健康保険に変更することが可能かどうか相談に伺うことにしました。(だめもとと言うのは、任意継続の場合には2年間継続することが条件の記載があったので、そう思っていました。)

 

【国民健康保険への変更で保険料が10分の1に!】

国民健康保険への変更に必要な書類(社会保険資格喪失証明書など)が揃えられれば、変更は可能との返事をいただきましたが・・・変更後の保険料が気になるところです。

変更後の保険料はどれくらいになるのでしょうか?概算で構わないので、前年度収入が30万円の場合で試算していただくことは可能ですか?担当者からはあくまでも概算との前置きの後、2~3万くらいになるとのことでした。

任意継続では60万の保険料が、国民健康保険に変更すると2~3万になるそうです。あまりの違いにビックリポン!?嬉しい反面、桁が違うのではないですか、本当ですか、と何度も聞き返してしまいました。

 

【国民健康保険への変更手続き完了】

4月の初め、任意継続から国民健康保険への変更に必要な書類(社会保険資格喪失証明書など)を揃えて市役所へ行き、変更手続きを完了することができました。

6月の中旬、市役所から納付書が届き、金額は試算の結果とほぼ同じでした。

国民健康保険に変更したことで約60万近く保険料を節約することが出来ました。

会社を退職した後、働らく予定がない人は2年目も法外な保険料を請求されますので、任意継続ではなく国民健康保険を選択することをお勧めします。

因みに任意継続では、2年間継続すると言う条件が有りましたが、〇〇保険組合に連絡して収入が無く支払えない旨を説明するとすぐに解約の手続きをしていただけました。

  

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【フィリピン移住と国民健康保険】

来年のちょうど今頃はフィリピン移住の準備でハチャメチャな頃だと思います。

現行の制度では、フィリピンに移住すると日本人でありながら国民健康保険は使えなくなります。当然と言われるかも知れませんが、何十年も高額の保険料を納め続け日本の医療制度(特に高齢者の医療費支援)を支えてきたことを考えると納得できないところもあります。

今日本では退職後の生活を海外で過ごす方が増え続けています。このことは日本にとっては今後発生する医療費の大幅削減につながるため、ある意味では日本の医療制度に大きく貢献しているとも言えます。また、移住者を受け入れる相手国にとっても、外国からのたくさんの資金が流入することになり経済的なメリットが期待できます。お互いにウインウインの関係にあり、ますます発展していくと思われます。

いま国会では年金の2000万円問題が盛んに取り上げられています。誰もが今まで口には出さなかった年金に対する不安が、この機会に一気に噴き出した形になってきたように感じています。

この問題を解決するためにも、日本の医療制度を維持していくためにも、日本国としても東南アジアの国々と連携して海外移住を積極的に取り入れた施策を展開し、国民に広く広めていく良い時機に来ていると私は思いますが、どうでしょうか?

何十年も成長の止まっている日本と急速に経済発展し続けるアジア、優位な立場につけるのもそう長くは続かないでしょう、タイミングを逃さないよう期待します。   

  

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今回は、ここで終わりになります。ありがとうございました。 
Thank you so much. See you next time. Good luck.


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